Competitions 24/25

「ユニゾンを高めて」:吉田 唄菜選手と森田 真沙也選手に聞く

To read the English version, click here. ともに2003年生まれの吉田選手と森田選手は、現在京都の木下アカデミーで元アイスダンス選手のキャシーリード氏と有川 梨絵氏の指導を受けている。吉田選手がスケートを始めたきっかけは、2010年バンクーバー五輪での浅田真央選手の演技だ。森田選手は、京都アクアリーナで一般滑走に滑りに行ったのが楽しかったので、スケート教室に入ったのに始まり、そこでレベルが上がっていった時、コーチから誘いを受け、選手活動を始める至った。 2023年に二人はペアを組み、始めてチームとして試合に挑んだ2023-24シーズンでは、全日本選手権で3位となり、フリーダンスでは最高得点をだした。このシーズンを振り返っての印象は「日々の練習」だった。「毎日の練習で自分達が成長できているのを感じその過程がとても楽しかったです」と語ってくれた。この3位という結果を踏まえて四大陸選手権に選出され、この大会では合計166.13点をだし、10位となった。「インターナショナルの試合での自分達の立ち位置や、他の選手との差などを実際に感じることができたので、トップのチームに入っていきたいという気持ちがさらに高まり今シーズンのモチベーションになりました」。 Yoshida and Morita compete at the 2024 4CC 両選手はオフシーズンの間、新しいシーズンへ向けてリチャージをした。「友達と日帰りで旅行に行ったり、買い物、カフェに行ったりしました。夏の間はカナダのロンドンのチームと一緒にトレーニングしたのもとても楽しかったです」と吉田選手。森田選手は「友達と遠くへ出かけたり、たくさん美味しいものを食べたりしてリフレッシュしました!」    技術的な面、あるいは芸術的な面で刺激となっている選手、あこがれのスケーターは誰ですか。 唄菜: Madison Hubbellさんは昔からの憧れです。現役の選手はChristina/Ponomarenko、Marjorie/Zacharyの2組の表現力、スピード感、2人の作り出す雰囲気などがとても好きでよくみて勉強しています。 真沙也: パイパー・ポール組です。滑らかに滑るのももちろん、雰囲気やストーリー性が伝わってくる演技なのもとても尊敬しています。   

Read More »
Interviews

チームジャパンに聞く: 中村俊介、山下珂歩/ 永田裕人​、岸本彩良 / 田村篤彦 各選手が新プログラムと23-24シーズンについて語る

To read the English version, click here.  新シーズンを前に、男子シングルスの中村俊介選手、アイスダンスの山下珂歩/ 永田裕人、岸本彩良 / 田村篤彦各選手に話を聞いた: 前シーズン国内、国外で活躍した各選手は、今季の大会に向けて準備を重ねている。去年のプログラムをさらに磨きあげ、あるいは新たなプログラムを作り、技術性と芸術性の両面を意識しながら、去年の成果を生かし、さらなる好成績を目指して奮闘中だ。 中村俊介選手 昨年のジュニアグランプリファイナルでは、中村俊介選手は、イタリアのニコライ・メモラ、アメリカのルーカス・ブルサール、そして中村選手の日本のチームメートである吉岡希に次ぎ4位となり、惜しくも表彰台を逃した。「ジュニアグランプリファイナルは目標の一つでもあったので、出場できたことがとっても嬉しかったのですが、表彰台も狙えた内容だったので悔しさもありました」と 語ってくれた。表彰台を目指した全日本ジュニア選手権でも4位となり、「一年を通すと悔しいシーズンになった」と中村選手。しかし、今年はさらなる向上を目指す。今シーズンの目標と夢は「全日本ジュニア、JGPF、世界ジュニアで勝つこと。」 中村選手は昨年と同じショートプログラム『El Conquistador』で23-24シーズンを迎える。この決断の理由について、「ショートは自分自身大好きでもうワンシーズンかけてブラッシュアップした演技をしたいと思ったからです」と答えてくれた。 今、特に練習したり、磨きをかけている要素は何ですか。 ジャンプに関しては4回転トゥーループと4回転サルコーでプログラムはとくにステップと繋ぎを意識して練習してきました。 今季のフリープログラムは『ナザレの子』:アメリカの元スケータージョニー・ウィアーが滑った曲でもあり、そのプログラムが好きで「とっても滑ってみたかった。」プログラムの振り付けのために振付師宮本賢二氏のもとへ行き、「指先まで気を配りながら、音楽をしなやかに美しく表現することに取り組んだ」と語ってくれた。 今季の衣装はどんな感じになりますか。 ショートは昨年と同じで、フリーは青系です。 指先まで気を配る:中村選手はこういった細かいところまで今季観客に見てもらいたいと思っている。ショートプログラムのために「ステップをとにかく練習してきた」中村選手は観客に「音楽にあった踊りを見て欲しいです」と意気込む。新しい『ナザレの子』のフリープログラムに関しては「曲の変化を意識して表現を変えるように努力するのでそこを見て欲しいです。」 © Shunsuke Nakamura

Read More »
Competitions 22/23

World Team Trophy 2023: Recap

The World Team Trophy is a biannual event, and took place in Tokyo, Japan. As a team event with six countries competing against each other,

Read More »