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「ユニゾンを高めて」:吉田 唄菜選手と森田 真沙也選手に聞く

To read the English version, click here. ともに2003年生まれの吉田選手と森田選手は、現在京都の木下アカデミーで元アイスダンス選手のキャシーリード氏と有川 梨絵氏の指導を受けている。吉田選手がスケートを始めたきっかけは、2010年バンクーバー五輪での浅田真央選手の演技だ。森田選手は、京都アクアリーナで一般滑走に滑りに行ったのが楽しかったので、スケート教室に入ったのに始まり、そこでレベルが上がっていった時、コーチから誘いを受け、選手活動を始める至った。 2023年に二人はペアを組み、始めてチームとして試合に挑んだ2023-24シーズンでは、全日本選手権で3位となり、フリーダンスでは最高得点をだした。このシーズンを振り返っての印象は「日々の練習」だった。「毎日の練習で自分達が成長できているのを感じその過程がとても楽しかったです」と語ってくれた。この3位という結果を踏まえて四大陸選手権に選出され、この大会では合計166.13点をだし、10位となった。「インターナショナルの試合での自分達の立ち位置や、他の選手との差などを実際に感じることができたので、トップのチームに入っていきたいという気持ちがさらに高まり今シーズンのモチベーションになりました」。 Yoshida and Morita compete at the 2024 4CC 両選手はオフシーズンの間、新しいシーズンへ向けてリチャージをした。「友達と日帰りで旅行に行ったり、買い物、カフェに行ったりしました。夏の間はカナダのロンドンのチームと一緒にトレーニングしたのもとても楽しかったです」と吉田選手。森田選手は「友達と遠くへ出かけたり、たくさん美味しいものを食べたりしてリフレッシュしました!」    技術的な面、あるいは芸術的な面で刺激となっている選手、あこがれのスケーターは誰ですか。 唄菜: Madison Hubbellさんは昔からの憧れです。現役の選手はChristina/Ponomarenko、Marjorie/Zacharyの2組の表現力、スピード感、2人の作り出す雰囲気などがとても好きでよくみて勉強しています。 真沙也: パイパー・ポール組です。滑らかに滑るのももちろん、雰囲気やストーリー性が伝わってくる演技なのもとても尊敬しています。    今季、吉田選手と森田選手のリズムダンスは、キャシーリード氏の振り付けによる『Be-Bop-a-Lula』と『Whole Lotta Shakin’ Goin’ On』のプログラムで、1950年代の音楽とスタイルを使っている。森田選手がエルヴィスプレスリーを、それを誘惑する女性を吉田選手が演じ、「1950年代の雰囲気を味わってもらえるように、そしてプログラム自体を楽しんでもらえるように滑ります」と二人は語ってくれた。リズムダンスを一言で言い表してもらうと、「渋カッコいいって意味で「渋」」と答えた。 Yoshida and Morita perform their rhythm dance at the 2024 Nebelhorn Trophy 今季、二人はフリーダンスで『ロミオとジュリエット』の物語を演じる。このプログラムを選んだきっかけについて吉田選手と森田選手は「2人で話していた時に、お互いにキャラクターがあって、雰囲気を演技するプログラムがいいよねということで出てきた候補曲の一つです」。コーチたちも賛同してくれ、「スムーズに曲が決まりました。」 このプログラムはシェイクスピアの悲劇。ジュリエットが目を覚まし、死んだロミオを見つける場面から始まり、「2人の出会いと両家の関係との葛藤、幸せの時間へ」と繋がっていく。「ロミオとジュリエットのストーリー通りに進んで行くので」、フリーダンスは二人にとっては「感情移入がしやすい」プログラムとなっている。 吉田選手と森田選手の演技を見ていると、この物語性が印象的だ。二人は著名な振付師 Scott Moir, Madison Hubbell, and

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